離乳食作りに ストウブ or 土鍋 ?
我が家には、長女が生まれた時に離乳食作りに活用しようと張り切って購入した18cmのストウブがあるのですが、そういえば次女の離乳食作りに一回も使っていないということに最近気づきました。
では何を使っているかと言うと、ストウブより前から家にあった長谷園の伊賀土鍋の一番小さいサイズ。これでおかゆやおじやを炊いたり、うどんを柔らかく煮込んだり。娘が好きな里芋やカブなどを炊いたりもします。
長谷園といえば、ごはんが美味しく炊ける「かまどさん」で有名な三重県伊賀の窯元です。
土鍋&茅乃舎の減塩だし が只今我が家の離乳食(もう幼児食かな)の最強コンビです。
百貨店や大好きな雑貨屋さん(大津のNORTH WEST)でもこの土鍋を見かけたことがあったので、きっと良いにちがいないと思い購入したのですが、使えば使うほどその形と実力にとりこになる土鍋です。はじめは底が白かったのに、ガス火でがんがん使うのでもう黒く汚れています。でもそれも使い込んでいる証、愛着が沸きます。
一方でストウブだって美味しいおかゆが炊けるし何を作っても素材の味を引き出してくれて大満足、なにより見た目がお洒落で使うとテンションあがります。それでも、つい土鍋を手にとってしまう。理由はなんだろう。ストウブよりも軽くて持ちやすいというのもあるんですが、なんとなくお米やうどんの和のものは日本の土鍋のほうがしっくりくる気がするのです。
伊賀焼の土はまるで呼吸をするようにたくさんの気孔がある粗い土で、その高い遠赤外線効果により食材にじわじわじっくりと火が通るのだそうです。たしかに、シンプルな味付けでも存分に素材の味が引き出され、感動をおぼえます。何気なくこの土鍋で里芋を炊いた時に、明らかに他のお鍋で炊く時とは違う、ホクホク&トロトロの食感になり驚きました。娘たちが食べる食べる!子供は正直。うまいものは黙って食べる!
ちなみに去年の今頃、私の里帰り中には夫がほぼ毎日1人鍋やうどんをこの土鍋で楽しんでいたそうです。普段料理をしない夫にはストウブより土鍋のほうが使いやすいらしいです。(絶対に底が濡れたまま火にかけないように!と口を酸っぱくして言いましたが。)そりゃそうかも。ストウブは火にかけているときに素手で蓋の取っ手を持って「熱ーっ!!!!なんやこれ!!!」と言って以来夫はノータッチです。まぁ、土鍋も熱いんだけど、皆土鍋の蓋が熱いことは分かっているしね。
このあいだ実家に帰った時に、なんと同じ伊賀焼きのお鍋の大きいサイズがあり驚きました。大きさ以外、形も色も本当に同じで驚いたのですが、こちらはなんとIH対応。だから底の白い部分も綺麗なままです。「買ったの?」と聞くと、「10年以上前からあるよ」と。私が実家に住んでいたころからあったなんて。全然覚えていませんでした。というか、鍋に興味を持っていなかった若かりし頃^^; 両親がわざわざ伊賀まで足を運んで買ったそうです。
しかも、蒸し皿付き!
野菜をたっぷり並べて、
絶品の蒸し野菜鍋を頂きました♪ 柔らかく甘い根菜は離乳食の娘も食べられます。野菜の上に豚バラを乗せて蒸してごまダレで食べて、、、あぁ。美味しかったー。
この冬が始まった頃に家の大きいサイズの土鍋の蓋をうっかり割ってしまったので、この大きな蒸し鍋、我が家用にも検討中です。ちなみに長谷園の土鍋は蓋を割ってもパーツ販売があるので安心です。私が割ってしまったお鍋は夫が独身時代に友達とお鍋をするのにホームセンターで買ったものらしいのですが、もちろんパーツ販売があるわけなく。。。今年は引越しを控えているので、来年大きな土鍋を迎えようと思います!今年はうどんすき用のお鍋で全てを乗り切ってます。
離乳食づくりに活躍中の小サイズはこちらと同じです。
長谷園 伊賀土鍋 小サイズ(伊賀焼)
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IH対応の蒸し鍋は、全く同じ形のものは現在販売されていないようですがこちらが長谷園の同じ機能のものです。IHでも本格土鍋の美味しさが味わえるのでおすすめです。
その他、愛用の離乳食作りに便利な鍋。
柳宗理の小ぶりなミルクパン、蓋をちょっとずらして湯切りできたり、両側の注ぎ口のおかげでお玉無しでお皿に移せるのがものすごく便利です。大人用の煮物などにお湯を足して味薄めてあんかけにしたりするのに使っています。
野田琺瑯のバターウォーマーは、離乳食初期の頃冷凍ストックしていたおかゆや野菜ペーストを温めるのにかなり役立ちました。今はゆで卵1個だけ作りたい時とかに活用中。バターを温める時は、火が強すぎると一気に吹きこぼれるので要注意←経験者ー!